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· 冊子詳細

こんばんは。今年の年末は秋が長かったせいか、ばたばたと12月が過ぎていって、実感が湧かないまま年末を過ごしそうです。さて、冬コミ告知ですー。
ごめんなさい。今回は「情報収集本」の予定から、急遽を変更してお届け!

<コミックマーケット89
 くむ組む 3日目(木曜日12/31) 東地区 フ-28b >
 vol.7『国立国会図書館本2
 ~納本制度の歴史と現在~』
 26p, 頒布価格300円

今秋「ある出版者が納本制度を悪用して、代償金を受け取っているのでは?」という話題がネット上を駆け巡り、マスコミにも取り上げられました。納本制度についてはvol.1でも触れましたが、そもそも代償金交付とはどういうものなのか。納本制度の制定の背景を見ていくと、代償金交付を行っている国は少なく、制定にあたって日本特有の事情がありました。
 また、vol.1で行ったマンガ所蔵調査を再度実施。4年前と比べてかなり改善されたことが分かります。他にも、情報公開制度で手に入れた、話題の出版者が国立国会図書館に提出した代償金交付のための書類とか、関西館の写真とか、なんだか盛りだくさん。
 今回の話題とこの冊子を読むことで、納本制度について考える良い機会になればと考えています。

■そもそも納本制度とはどのような制度なのか?
■納本制度成立の過程において、著作権発生要件の違いで生まれた代償金制度
■2015年秋「納本制度を悪用しているのではないか?」という話題
■マンガがどれぐらい所蔵されているか、実際に調べてみた(2014年12月発行分)
■国立国会図書館関西館の見学デーに行ってきた
■さまざまなアジア資料と今後の増築計画について

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あと、巷で話題の定礎シール・定礎シールミニも若干委託頒布します。

…できれば、巻末にこの冊子をどのように作ったのかを書くことで、「情報収集本」の情報も載せたかったのですが、また近々どこかでと思っています。
立ち読み大歓迎!ぜひ、お立ち寄りください~。