vol.17『選挙無効票本〜その一票を読み取るための苦労〜』
2026/8/16 コミックマーケットC108 日曜西す-22a
モノクロ20p, 頒布価格 400円
こんにちは。今回は選挙における「無効票」について取り上げます。日本の公職選挙法による選挙では、開票所での集計が終了すると、候補者の得票数と無効票の票数が公表されます。
無効票の多くは、何も書いていない「白紙投票」です。個人的には「白紙投票」を行うことにどのような意味があるのかと疑問を持ちますが、それでも投票したい候補者がいない等、何かしらの意図を伝えようとしているのは、まだ分かります(尚、「白紙投票」といった無効票数の内訳を公示する法律根拠は存在せず、慣行のようです)。
しかし、無効票の中でも、「誰に投票したか分からない」「氏名や政党の他に、余計なことが書かれていた場合」は、そもそも投票のルールを無視したものであり、18歳以上の大人が何をやっているのでしょうか。
開票の結果に不服がある場合(特に僅差で惜敗した場合等)は、候補者は再点検を求めることができます。その点検の結果は公表されるため、生々とした実際の票を私たちも見ることができるのですが、有効票か無効票かの判断が難しいのがよく分かります。そしてその1票が、選挙結果を左右することになります。
今回は、そのような「1票の重みを感じていただける」、そんな冊子です。
■開票事務の流れと、陣営から送り込まれた開票立会人の大変さ
■他事記載を無効とすることで、投票の秘密を守る
■他事記載によって、2票が無効票となり、逆転当選
■「まんじゅうや」「おだんごさん」は、候補者を記載した票といえるか
■疑問票は投票日前から始まっている、情報公開で見えた開票前の準備
■無効票が減るかもしれない「記号式投票」を採用する難しさ


